いや、私が素晴らしかったかどうかはわからないのですが、とても濃密で素敵な時間だったことは確かです。
今まで二曲目の「愛の燃える炎に」だけは何度も歌ってきたのですが、オーケストラで全曲歌ってみたい!と予々思っていましたら、二期会で上演するとのこと!オーディションの要項をワクワク拝見しましたら、ちょうど大津での”びわこのこえ”の本番翌日だったのですが、「なせばなる!」と申し込みました。
大津から無事に帰宅し、オーディション当日は夕方のコールだったため、伴奏を頼んでいた石野真穂さんに家に来てもらって軽く合わせ。真穂さんは「香織さん、本番翌日でお疲れでしょうから」と車で来てくださって、オーディション会場まで乗せてくださいました。優しい…。
車中では、積もる話なんかもできて、リラックスしてオーディションに臨むことができました。
同じ時間帯に、ファウスト役の山本耕平さんも受けてらして、歌い終わった後にちょっと待合室でお話ししたりして「一緒にできたらいいねー」なんて言いながら別れたのでした。言霊?叶っちゃいました!!
この夏は平家物語でもご一緒した読響さん、そして「わ」の会でも仲良く共演しまくっている友清崇さんとの共演。そして、指揮は昨年のアンサンブル金沢での「夏の夜」を本当に繊細かつ華麗に共演できたマクシム・パスカルさんの指揮。本当に楽しみで仕方ない!という気持ちでこの冬を迎えました。
聴くとやるとでは大違い、意表をついたフレーズの長短や転調に惑わされつつ(笑)のベルリオーズ。そうそう、「夏の夜」もこんな感じでしたねえ。どんどんそれぞれのキャラクターが見えてくるように、毎回のリハーサルで変わっていく皆さんからの刺激をたくさんいただき、私も短い出番ながら、ストーリーの転換点となるキャラクターとしての存在感をどのように出そうかと考えながら、いろいろと頑張ってみました。
同役の小泉詠子さん
素晴らしいイングリッシュホルンのソロ北村貴子さん
コレペティの三澤志保さん
本番後ホカホカのキャストとフランス語ディクション指導の大庭パスカル先生
そして、一番右後ろに控えめにいらっしゃるのはマルグリート役のカヴァーをしてくださった上田純子さん(豪華!)
プログラムの名簿を見てびっくりした!豪華メンバーの二期会合唱団
(私は9年ほど二期会で合唱をしていました)
大掛かりな画像の演出などもあり、舞台スタッフの皆様にもたくさんお力を貸していただきました。
いつも私の大きな挑戦の時にはいらっしゃる気がする、舞台監督の幸泉さんをはじめとするチームの皆様、読響チームの皆様…本当にオペラは「総合」芸術なんですよね。
大好きな曲を素晴らしい環境で演奏させていただけて、とても嬉しい時間でした。
一日お休みをいただいた後は、すでにまたパスカル/読響チームでの第九シリーズのお稽古が始まりました。
今日はオケ合わせ。第九といえば日本の年末の風物詩みたいな感じで、私たちは「慣れすぎて」いるような部分もありますが、やはり毎回新鮮に取り組んでいくと素敵な曲だなあって感じます。
7公演のうち、大阪と26日池袋だけが少し残席あるのかな?ほぼ完売!というのもすごいですね。
明日、サントリーホールでスタートし、みんなで元気に最終日まで燃えていきたいと思います!
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