昨夜は二期会創立70周年記念ガラコンサートでした。
スケジュール的に無理な方とかもいらしたはずと思うので(そもそも分母が大きいです!)ここにいる歌手が全てではないのですが、幅広い世代とレパートリーの”二期会”らしさに溢れるコンサートになったかなと思います。
私が仕事を始めた頃は、まだバブルの名残があったおかげでしょうか?オペラアリアのオーケストラ伴奏のコンサートもありましたが、近年ではオーケストラのコンサートといえば合唱付きのオラトリオ系がほとんど。オペラアリアをオーケストラのコンサートで歌う機会はめっきり減っていました。そして、コロナのあれこれもあり、歌はだめ!という時期を経てのガラコンサート開催はとても嬉しいものですね。
歌手としても、レパートリーを作っていくという観点からも、少しずつコンサートにかけてから全曲に挑むのが理想的なので、こうやってオーケストラで(アリアや重唱を)歌える機会がもっと増えると良いなと思います。
現場でこんなにたくさんの歌手と会うのも久しぶり!ミサ曲などではパート1人ずつなので、特に同じレパートリーの歌手とはなかなかお目にかかれないので、楽屋がお隣だった加納さんとちょっと廊下で立ち話なんかできて、とっても嬉しかったです。
私は《トリスタンとイゾルデ》の”愛の死”を、というオファーでした。
2016年に同じ文化会館で歌ったイゾルデ。この出演を機に、私の演奏人生は大きく転換したように思います。
その時に副指揮としてカンパニーを支えてくださったのが角田鋼亮さんでした。
実は彼との初めてのお仕事は、ずっと昔…なんと角田さんの留学前に遡ります。私はシティフィルのオーケストラルオペラの立ち稽古要員として素晴らしいソリストの先輩方に囲まれつつオルトルートを孤軍奮闘。まだイイモリ語にも慣れていなくて、毎日悶々と試行錯誤しながら頑張っていた時に、プロンプターとしてじっと見守ってくれていたのが角田さんでした。
《トリスタンとイゾルデ》の時は、出演者の少ないオペラ…ということは、1人ずつの歌う分量が膨大で、集中力的にもとてもキツイお稽古が続く中、いつも真摯に音楽に誠実かつ歌手にも寄り添っていてくださり、またマエストロや演出家の「外人チーム」とわたしたちをうまく繋いでくださる頼れる存在でした。あの時は、音楽スタッフ演出部スタッフ皆さんの支えが本当に身に染みたなあ…。
というわけで、いつか角田さんともトリスタン一緒に本番やりたいね!!と思っていたので、それが部分的だけど叶った昨夜だったのです。わーい!!
2017年にはマーラー3番もご一緒しました!また共演の機会が訪れることを祈りつつ!!
照明効果やステージ飾りなどもついて、ちょっと豪華な感じも嬉しかったですねえ。
さて、11月はお休みで、次は12月の「クラシックキャラバン」「岡崎第九」「わ」の会、そしてびわフェス!(詳しくは後日改めて!)そして大晦日の「ベートーヴェン全交響曲連続演奏会」となります。またどこかの会場でお目にかかりましょう!
(朝眠くてなかなか起きられなかった私を「今日は指揮者イケメンの日だよ」と夫が起こしにきましたw 彼的に角田さんは仕事ぶりが超イケメンで見た目もかっこいいスーパーイケメンらしい)
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