ドイツオペラよこんにちは
昨日は、いつもコーチしていただいている城谷正博さんの「オペラ歌手コレペティツィオンスキルアップクラス」を聴講してきました。
《ピアニストと歌手のペア》《歌手だけ》《ピアニストだけ》《歌手二人》という感じで、いろんなパターンがありましたが、みなさん本当に意欲的に取り組んでいらして、あっという間の4時間ちょっとでした!!
今回出てきた曲はどれも自分が取り組んだことのあるものだっただけに、「ああ、このポイントを城谷さんはどう指導するんだろう?」とか、「おお!今言われたことをこんなにパッとできてすごいな」もしくは「まだぎこちないけど、なんか方向掴めた感じするね」とか。
ドイツものがとっつきづらいとか、怖い気がする(笑)みたいに言われるのって、まあ一つは「オタクな演者とファンが多いからなんか言われそう」っていうのもあるし、「オケがでかいから大声で歌わないとダメそうで嫌だ」とか、気持ちはわからないでもないです(笑)。あとは、確かになんというか「情報量が多い」ものが多いので、勉強に時間かかるしね。歌い手はどうしても声とかそっちに気持ちや脳のリソース取られがちですしね。そして、ある程度の経験値と楽器の成長を必要とするレパートリーって、勉強をする場がなかなかないっていうのも確かなんですよ。
私は今でこそワーグナー歌手!!みたいに思われてますが、もちろん最初は「何それ美味しいの」状態でしたし、元々こっち方面が大好きで憧れていた!みたいな感じでもないです。ただ、必要に迫られてやっているうちに、どんどんハマってい…