華麗なるガラ・コンサート@大阪

クラシック・キャラバンの“華麗なるガラ・コンサート”から早くも10日ちかく経ってしまいました。 コロナで全く演奏しなくなってからの、少しずつコンサート復活→思わぬオペラ3連続→少しゆっくりの夏を経て、また出演がいくつか続いた秋。とりあえず一息ついて、なんかぼんやりと日々を過ごしてしまいました😅 全国的に大規模なガラコンサートと室内楽的コンサートの2種類のプログラムをたくさんの会場でお届けするプロジェクトの、大阪公演に参加させていただきました。ソリストや指揮者、オケや合唱のメンバーもその時々で少しずつ変わります。歌手はアリアを一曲ずつと、フィナーレの第九4楽章での参加となりました。 このような名曲コンサートの場合、リハーサルもサクサクと「はい、皆様ご存知のこちらですが、このようによろしく!以上!」のような感じで手早く進んでゆくものですが、それはもちろん雑なわけではなくて、それぞれがきっちり曲を知っているからこそ、必要な情報がその場できっちりやりとりできてしまうのです。 私は今回初めて歌う「サマータイム」だったのですが、事前に2回ほど本番にかけて準備して行きました。譜面は尊重しつつ、表現の面でどのように攻めていくのかは各自のセンスであるわけなのですが、「まあ、一般的にこんな感じでやるよね」という道筋に沿ってやってきたのです。が!なんとなくしっくり来ないなと思う部分もあり、本番直前までちょっと悩んでいました。 前日合わせもゲネプロも一発OKでマエストロともオケともうまくいっていましたが、や…

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