気合いの入ったお散歩
佐賀に行っている間に、東京は短い秋から早めの冬へとシフトしていました。ちょっとそれに体が慣れるのに時間がかかっていますが、次の本番まで焦らずに整えていこうと(言い訳)、ちょっとお昼寝多めな日々を過ごしています。
さて、先週の土曜日23日は「音楽の散歩道」でした。佐賀での「散歩道」は、西村晴子さんの門下生と一緒に出演する演奏会で、思えば昨年の「散歩道」が私の「コロナな世の中」での復帰第一戦でした。そして、予定では4月末に生徒たちを引き連れて、西村門下と池田門下の合同演奏会だったのですが、私が家庭の都合により降板となり、生徒たちだけをピアニストの石野真穂さんと佐賀の皆様にお願いして、リモートで見守ることとなったのでした。
その際に、こちらからは西村門下のしっかりとした基礎のある歌い方を羨ましく拝見していたものですが、西村先生からは「池田門下はテンションがすごい。あのテンションがうちの子たちにも欲しい」とおっしゃっていただきました。そうか、テンションね。そのテンションのせいで、時折不安定が目立ってしまうこともあるけれども、舞台に立つ上で大切なことではあるので、とても嬉しかったです。
今回は、AFFの助成金をいただけたおかげさまで、東京からは3人の歌手が伺えることになり、1ヶ月前にしっかりとリハーサルの期間も設けることができました。私は久保田文香さんとアイーダの二重唱を。その他の生徒さんとも、すでに長いお付き合いとなってきています。コロナ対策のため、向かい合って歌うなどができないのを逆手に取り、歌に…