兵庫芸文デビュー!

兵庫芸術文化センター管弦楽団さんの定期で、ヘンツェ版のヴェーゼンドンク歌曲集を歌ってきました。本番は金土日の3回公演。なんと素晴らしいことに、なかなかの入りなんですよ、3日とも。すごい!羨ましい! 2年前にも同じ時期にシティ・フィルで下野さんの棒で歌ったこのヘンツェ版。今回はよりじっくりと本番を体験できて、とても楽しかった。自分の良いところも、良くないところも色々と感じましたが、変なふうに守りに入りそうになると「音楽しようよ」と背中を押してくださるマエストロの掌にのって、3回とも新鮮に歌うことができました。 オーケストラの皆さんも、とてもよく歌を聴いてくださってて、リハーサルや本番を重ねるごとに自由になっていった感じがします。 今回はホールと曲のイメージでゴールドに!ネイルも密かにコーディネートしていました。 マエストロに「もう、奇数年の6月には必ずこれやることにしましょうよ!」などと申し上げましたが、2年ごとってことは、絶妙に毎回暗譜しなおしですね😂ひー!今回は譜面を置こうかなとかなり迷いましたが、やはり余計なこと考えちゃったりしがちなので、暗譜で曲の内容と空間の感じに集中して正解でした。ほんと、20分そこそこなんですけど、すごく神経使うよね、俳句みたいな感じだね、とマエストロ。私はそのあとぐったりしていれば良いのですが、その後にブルックナーやっちゃう皆さんすごすぎです! 3日連続公演というのは、クラシックではとても珍しいと思います。少なくとも私は初体験。特に低い声は、筋肉が硬…

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自慢の娘

《サロメ》森谷組の公演が無事に終了。いつものように(悲)超満員ではないものの、いらしていただいたお客さまには何か感じていただけたようで嬉しいです。 演出助手の家田さん、そしてスーパー自慢の娘真理さんと。 しかし、本番後のふやけた表情だと似合わないですね、このいでたち(笑) こんなお客さまもみえていて、すかさず一緒にお写真お願いしました!! やっぱり私はオペラが好きだなあと思いました。 1月からずっとオペラ続きだったので、やっと一息。これから、兵庫芸文のヴェーゼンドンク、新日本フィルの三角帽子、関西マーラーで大地の歌とコンサートが続きます。どれも大好きな作品で、それぞれ楽しみ。 今から田崎組サロメを観るので、まだ頭の中はシュトラウスな感じになってしまいますが、今夜から無理矢理切り替えて、ワーグナー(ヘンツェ?)とマーラーの世界へ。 オペラはお稽古で仲間たちと過ごす時間が長いのですが、コンサートは自分で準備する時間の方が長いので、ちょっとさみしい気持ちもしますが、リハーサルに入ってから思いきり楽しめるように仕込みを頑張らなくてはですね!

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踊ってはダメ!

昨夜は東京二期会《サロメ》プレミエでした。私としては、通算で5回目になるヘロディアスを、やっと舞台にあげて楽しむことができました! トリスタン以来のデッカー師匠からは、手短なヒントをいただき、とにかく「もっとできる」「もっとだ」と言われ続けましたが、昨夜の本番後に「本当に素晴らしかった」と笑顔でおっしゃっていただき、とっても嬉しかったです。 指揮のヴァイグレさんは、本当に「現場の人」。本番前にそれぞれに声をかけに来てくださいますが、「楽しみましょう」と申し上げたら「そう!楽しもうね!!」と。こちらが困っていることも率直に申し上げることができ、素早く的確に対応していただけ、ご一緒していてとても安心なマエストロです。あと一回しかないのかと思うと、本当かなり悲しい…。 今回のプレミエの贈り物は、演目にちなんで… Kopf!を(笑) カードは、みんなの汗が染み込んだ階段のイラストを入れて 年末から愛用している新しいiPad proでお絵描きを楽しんでみました!(とてもわかりやすいYouTubeのチャンネルを見つけたので、ハマってます) あちこちのサイトでゲネプロの画像が公開されておりますのでご存知と思いますが、みんな見事なハゲ頭。 これが、頭を密閉するので、暑さ倍増!外すと髪の毛はびっしょりで、汗がだばーっと流れ出ます。そういえば、新国立劇場でやった《軍人たち》(私はカヴァーで入ってました)もハゲ満載でしたなあ。この頭と、目鼻立ちを強調したメ…

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