私たちこれから

良いところー♪↑これがわかる人は同世代ですね(笑) 昨夜は、それぞれめっちゃ忙しい藤原の二大プリマと奇跡的に予定を合わせることができ、5月のコンサートの打ち合わせ。 一応グループチャット的なものもあるのですが、仲良すぎて脱線しがちで事務話が進まない(笑)。これは会ったほうが早いねー、ということでの会合でした。残念ながらピアノの江澤さん(通称ボス)は別件でいらっしゃれなかったので、まずはエンジェルズだけで曲の確認をしました。(チラシ撮影の時に考えた妄想設定で、江澤さんがマフィアのボス、私たちがチャーリーズエンジェルズ的な立ち位置なのです) 弥生さんが予約してくれたステキ和食店は、美味しくて食べまくり。しかも、個室に隔離…いや、確保…ちがうな(笑)とにかく、10人ぐらい入れる個室にご案内いただき、心おきなく打ち合わせもそのほか(?)も。 久しぶりに3人で集まってみて最初に大笑いだったのが、髪型! 私の髪が伸びてパーマかけて、弥生さんが少し短くなったので、なんかクルクルボブ連合みたいなお揃い感が!!メゾの魂が、無意識のうちにプリマに歩み寄ろうとしていたのでしょうか? 一応確認したいことはなんとなく確認できたので、これから細かい調整はありますが、なんかちょっとステキなかんじのプログラムができそう。限定120席!どうぞお楽しみに〜 チケットのお問い合わせは、eztk.angelsアットgmailのアドレスでも、メンバー直接でも承ります。ぜひぜひご検討くださいね! 一昨日佐賀から帰…

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美しい山

東京・春・音楽祭ディスカバリーシリーズに出演しました。テーマはシェーンベルクで、私はグレの歌の山鳩のアリアと、作品2の歌曲を担当。他の方々はみなシェーンベルクを研究されているような専門家ですし、きっとお客様も私より詳しい方がたくさんみえるんだろうなぁ…とプレッシャーを感じましたが、勉強していくうちに「ああ!素敵!」と思えてきました。そうするとあとは、この「素敵」をいかにお客様にお届けするかという、いつなにを歌うときでも同じことになってきます。 まあ、割と近くになってからのご依頼で(ジャスト2週間前!←ですので、公式の大きなプログラムなどには載っていません)悩む時間もなく「やるかやらないか!やるなら即とりかかって全速力」みたいな感じ。運よくコレペティの矢田信子さんのお時間が空いていたので、ほんとに譜読みから手伝っていただきました。エロディアードやサロメの音楽稽古もあり、またチャリティコンサートにも出演など、動かせない用事もありましたが、最大限に時間を作ってとにかく勉強…。 音楽的な構成というか流れが掴めるまで苦労しましたし、言葉も、特に歌曲は「詩」なので時間がかかりました。「わ」の会の吉田先生のお力も借りつつ、風景が頭に浮かぶようになると、音楽のつくりにも迷いがなくなり、歌いやすく。 今までも、「歌(メロディ)と伴奏」みたいな構成のものより、構造の一部としての歌、みたいな作品を多く歌ってきているので、そういう意味ではとっつきやすかったかな。グレの歌ではオケが見えました!というご感想を複…

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びわ湖《ジークフリート》終演!

びわ湖リング《ジークフリート》嬉しい反響をたくさんいただきました!とっても嬉しいです。 《ワルキューレ》や《トリスタンとイゾルデ》に比べたら量も少ないのに、なぜか難しい感じがして苦手意識のあったジークフリート のブリュンヒルデですが、お稽古に入ってフランツさんとお芝居しているうちに、不可解さは消えて、気持ちよく演じられるようになりました。フランツさんは「ワーグナーだからって頑張らないで、シューベルトのリートを歌うみたいな気持ちで歌うんだよ」とおっしゃったそうなのですが、繊細に歌うところと力強くいくところの使い分け、言葉1つずつの色づけが丁寧で、なるほどなと思いました。私の歌う歌詞に対する反応なども細かく的確なので、とても芝居しやすかった。 ハンペ師匠の演出はとにかく「きちんと相手を見て演技する」ことを求められるのですが、立ち位置と決まった動きを守ってあとはぼんやり立ってるのではなく、ずっと「交信」が持続できる相手だと、それがとても効いてくるように思います。昨年の望月ジークムント、青山ヴォータン、そして今年のフランツジークフリート (←余談ですが、ファーストネーム続きみたいで面白い)皆さんその点でとても良い関係性を築くことができました。 夕方まで待って待って、最後に出ていって岩山上り下りしながらあの無限に歌えるフランツと二重唱やって最後は記者会見でも豪語してしまったハイCキメる…いや、ハイCはいいんです。コンスタントに出せるように一年かけて訓練したので…でも、あの後ろが抜けている岩山の高いとこ…

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