舞台稽古!

大津に来て1週間経ちました。昨年のラインの黄金の倍ぐらいある作品なので、お稽古も両組フル回転。オケ合わせと舞台稽古が並行して行われました。 舞台に行くと、稽古場にはなかった階段や、指揮モニターなど、さらに広くなるスペース、衣装や装具の扱い…色々と慣れなければならないことがあります。ですので、稽古場での稽古のうちに「芝居」は作り上げておかないといけません。照明の当たり具合、舞台に来てからの立ち居の調整など、考えなくてはならないことがたくさん。ある程度自動的に体が動くように仕込んでいないと厳しい…。 で、昨日の舞台稽古で少しだけ気を抜いてしまったところがあったら(動きなどは合ってるんだけど、テンション的に)、すかさずダメ出しのときピンポイントでその箇所「くつろがない」と言われました(笑)。ハンペ師匠も、そしてトリスタンの時のデッカー師匠も、なにか他のこと考えて全力でやってないところを的確に指摘してくださいます。ということは、普段ちゃんと芝居してる時は「伝わってる」ってことですね!!←楽天的思考  これから、いろんな情報を整理しつつ、ちゃんと全力で行けるように慣れていこうと思います。 さあ、明日からオケ付き!ワクワクします!

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ワルキューレン!

今日もこれから雨から雪になるって本当でしょうか?寒い日が続いていますね。先週の雪が溶けていないところもまだ多く見かけます。 25日からびわ湖《ワルキューレ》の立ち稽古が始まりました! 今まで《ワルキューレ》に関わっても、フリッカのカヴァーをやっていたので、大人数で例の有名なメロディに乗って展開されるワルキューレの騎行がある3幕は初めて。立ち稽古はその3幕からスタートしました。 いろんなプロダクションでワルキューレン(複数形)の皆さんがとても仲良しになって、同窓会的に集まったりするのを見ていて羨ましく思ったりしていましたが、今回ご一緒してみて、その気持ちが良くわかりました!大人数で槍とか盾を持って舞台を動き回るので、きちんとプランができてないとぶつかっちゃったりして危ないし、何やってるんだかお客様にはさっぱりわからないという感じになってしまいますから、しっかりお稽古を重ねて見せられる状態に持って行くのには時間がかかります。テンション高く歌い、動き、チームワークで形を作って行くのは、なんというか、 部活? みたいな気持ちですね。私は姉妹たちの中に入っていって色々お願いしたりするわけなんですが、それぞれの役の個性がありつつ対応してくれるので、最初は「覚えきれないー」と思っていた2組の姉妹たちの名前と役柄も覚えられてきました。 3幕はヴォータン以外女声ばかりなので、それもなかなか新鮮。5日間かけて、3幕のほぼ終わりまで形ができました。 今まではソプラノ役でもリリックなものをやって…

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