京都でカルメン

京都コンサートホールでのカルメンハイライトでカルメンを歌ってきました! ハバネラとかセギディリアとかはたまーに歌ってましたが、それ以外は15年ぶりとか?!。最近はすっかりドイツものの人と思われてるし、その前はズボン役の人だったし、なかなか勇気のあるキャスティングだなあと思いましたが、嬉しくお引き受けさせていただきました。 なんのオペラでもやはり基本は言葉だなーと思って、世のカルメンイメージにとらわれず(だいたいそんなキャラじゃない)、音楽と言葉からもらうイメージに忠実に、シンプルにと心がけて演じてみたところ、スタッフさん共演者みなさんからの賛同をいただき、とても安心しました!ずっと歌い続けだったけど、歌詞もおりこうに順序よく口から出てきてくれました(笑)。 今回はミカエラ無しのハイライトだったので、本当に出ずっぱり。引っ込んでも、小道具持ってすぐまた出る!みたいな。演歌の人とかがやる「ワンマンショー」ってこんな感じかしら?なんて思いながら、でもこの緊張感は嫌いじゃないわーと楽しみながら走り回っておりました。 ホセのビョンキルさんは喋れる外国語がイタリア語とのことで、いつかのびわ湖Otelloの時もそうでしたが、私の拙すぎる無理なイタリア語でちょこちょこお話ししつつ、難しいところはフラスキータのチョンちゃんに通訳していただき、演技のことなど詰めていきました。彼も、他のみんなも、舞台経験も作品と役の知識も充分だったので、多くを語らずとも良い感じにまとまってきて、とても心強くやりやすかった! …

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